中国人をアテンドしたら疲れたの巻

急遽私の友人の中国人の日本観光アテンドをすることになった。近年の中国人の日本旅行スタイルの変遷は目まぐるしく変わってきている。2010年代初頭は爆買い!団体旅行!TOKYO!SUSHI!と紋切り型の観光スタイルだったが、2010年代後半は個人旅行者が増えたのも相まって彼らの旅行スタイルは細分化してきている。今回は北京在住30歳女性の個人旅行のアテンドをしたので、そこから得た現代中国人の1サンプルをご紹介したい。

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書評『スッキリ中国論 スジの日本、量の中国』著:田中信彦

中国人は列に割り込む…よく言われることだし、自分自身中国で割り込みを何度となく見かけた。しかしいつも不思議に思っていたのは、「割り込まれた方はまるで気にしていない」ということだ。怒りを抑えているという感じには見えず、そもそも意に介してないようにも見えた。なぜ割り込まれたのに怒らない…?この長年の問いを“スッキリ”させてくれたのが本書だ。 “書評『スッキリ中国論 スジの日本、量の中国』著:田中信彦” の続きを読む

上海・張慈中書籍装幀設計芸術館

中国の書籍装幀デザイン第一人者、張慈中。戦後の新中国成立以降半世紀以上活躍している御仁である。国家の出版物のデザインを多く手掛けており、中華人民共和国憲法や毛沢東選集、党の機関紙『紅旗』なども彼の仕事である。日本のデザインもそうだが、こういう黎明期のデザインは人の手触りが感じられて、どこか懐かしかったりする。

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上海・楓涇人民公社旧址と毛沢東バッヂ珍蔵館

人民公社を簡潔に説明するのは難しい。とりあえず戦後から改革開放(1978)に移行するまでの期間、平たく言えば村役場や行政の末端の組織、農協、のようなものとして存在していた。中国計画経済時代を象徴する遺構である。社会主義市場経済の現代中国で繁栄を謳歌する上海、その郊外でかつての中国を垣間見る。

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上海・楓涇古鎮

上海中心部の喧騒を離れて、ローカルで伝統的な小さな水郷の村、楓涇古鎮(ふうけいこちん)へ。上海近郊の水郷といえば周荘や七宝街などが有名で見どころも多いと聞くが、この楓涇古鎮もなかなか見どころが多くそれでいて観光客が少ないという穴場であった。

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