上海・楓涇古鎮

上海中心部の喧騒を離れて、ローカルで伝統的な小さな水郷の村、楓涇古鎮(ふうけいこちん)へ。上海近郊の水郷といえば周荘や七宝街などが有名で見どころも多いと聞くが、この楓涇古鎮もなかなか見どころが多くそれでいて観光客が少ないという穴場であった。

 

とまあこんな感じの町である。伝統的な上海・江南地域の風情が楽しめる。

どこにでもあるスタバ、どこにあってもスタバとしての風体・品質を保っており見事なクオリティコントロールである。スタバは数年前にそのロゴから「STARBUCKS」の文字を無くす決断をしている。ブランドが消費者に充分浸透したから文字は不要との判断だが、文字を無くすことで景観に溶け込めやすくなっているようにも私は思う。それでいてちゃんと存在感があるのも立派だ。

ちなみに上海市にはスタバが約600店舗あるらしい。日本と同じくらいの価格なのにこの人気はどこに理由があるのだろう…。(参考までに、東京都が約300店舗。ちなみに私の故郷では昨年やっとスタバ第1号がオープンし、そのことを親戚の叔母さんが興奮気味に語っていたのだが…)

 

実は楓涇古鎮へ来たのは町の風情が目的ではなく、人民公社跡地が目的であった。私は特別歴史好きではないが、現地駐在の方からおすすめされたのでせっかくだから行ってみるかとなった次第である。これが大当たり、上海・江南の風情どころじゃなくて中国近現代史、改革開放以前の管理的な社会主義ディストピア感を満喫できるスポットであった。この人民公社跡についてはまた別記事で記したいと思う。

そしてもうひとつ、中国ブックデザインの大家、張慈中の博物館もこの水郷にあり、デザイナーの私としてはとても楽しく観覧することができた。この博物館もまた別記事にて記したいと思う。

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